起業はゴールではなく、スタートです。
会社を設立した瞬間から、社長は、「会社を存続させ、成長させる」という大きな使命が生まれます。しかし、多くの起業家は創業当初、自分自身が営業、経理、現場作業、採用など、あらゆる業務を抱え込みがちです。
会社が成長するためには、「社長しか出来ない仕事」に集中することが重要です。
1.明確なビジョンを示す
社長は会社の未来像を描き、それを繰返し発信する役割があります。例えば、
・3年後にどのような会社を目指すのか
・お客様にどんな価値を提供するのか
・社会にどのような貢献をしたいのか
・・・明確なビジョンの繰返しが会社を一丸とします。
2.売上を生み出す仕組みを作る
会社の成長には、安定した売上が欠かせません。社長が営業することも大切ですが、それ以上に重要なのは「売れる仕組み」を構築することです。例えば、
・ターゲットを明確にする
・商品サービスの強みを磨く
・リピーターを増やす仕組みを作る
・紹介が生まれる仕組みを整える
売上を偶然ではなく、再現性のあるものにしていくことが、持続的な成長につながります。
3.人材への投資を惜しまない
会社の成長スピードは、人材の成長スピードに比例します。社員教育や研修、資格取得支援、定期的なコミュニケーションなどを通じて、一人ひとりが成長できる環境を整えましょう。社員が成長すれば、お客様へのサービス品質も向上し、会社全体の価値が高まります。
4.数字で経営する
「なんとなく順調そう」では経営は出来ません。
社長は毎月、・売上 ・利益 ・粗利益率 ・キャッシュフロー ・顧客数 ・リピート率 等を確認し、数字に基づいて経営判断を行う必要があります。数字は会社の健康状態を教えてくれる重要な指標です。
5.権限を委譲する
会社が成長しない理由の一つが、「社長しか決められない会社」になってしまうことです。社員を信頼し、仕事を任せることで、組織は成長します。社長自身も「経営者」としての仕事に集中できるようになります。
6.学び続ける姿勢を持つ
経営に「完成」はありません。市場環境や技術、法律、顧客ニーズは日々変化しています。
本を読む、セミナーに参加する、異業種の経営者と交流するなど、学び続ける姿勢が会社の未来を大きく左右します。社長が成長すれば、会社も成長します。
税理士 廣島 清量



