江東区亀戸の税理士|ひろしま会計グループ

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ひろしま会計グループ

【事例②】後継者育成のやり方で悩んでいた事例

数年後の社長自身の勇退を考えた時に、会社を継いでもらう後継者の候補はいるものの経営についての勉強が不足しているという問題に直面していた会社がありました。会社を引き継いでいくためには後継者の育成が必要不可欠なのですが、経営について考える時間と場を作ることが難しいということでお悩みでした。

当事務所から見て、後継者の候補である社長のご子息及び現場責任者は、それぞれの持ち場の仕事に専念しており、職人としての仕事が大半を占めていました。経営に関して考える環境も時間も圧倒的に不足しており、経営者としての視点からの発言が欠けているようにも感じました。

5年後のありたい姿を明確にイメージする

そこで、社長及び後継者候補の方々に「あんしん経営をサポートする会」が主催する、「将軍の日※」への参加をご提案し、そこで作成した5年後のありたい姿に向けて活動し近づいていくために、月1回の幹部会議の開催を提案いたしました。

将軍の日・・・共同参加型の中期経営計画策定会で、1日かけて自社の現状及び将来についてじっくり考え、5年後のありたい姿を考える場所

会議の継続が幹部の意識を変え、その結果後継者が育つ

「将軍の日」に1日参加してもらい、その数ヶ月後より月1回の幹部会議を開催してもらいました。月1回の幹部会議では司会進行として当事務所がサポートしています。幹部会議では経営計画に基づいた数値に関する計画と実績の管理及び具体的な行動計画をたて、前回たてた行動計画に対して実際にどのように行動したのか、どのような問題があるのか、それを踏まえて次回までにどのような行動をするかの計画をたてます。

結果的に、社長以外の幹部の方々は社外の人が会議に参加することにより、気を抜くことが、できないためか、次回までに取り組むと決めた行動計画はほとんど欠かさずに取組み、その報告がされるようになりました。また、社内だけで行うと会議自体を様々な理由で延期や中止をして、次第に開催されなくなることもありますが、社外の人が参加することにより一度も欠かさずに会議を継続することができています。

5年前に描いた計画との差異を読み取り新たな5年計画をたてる

最初に5年後のありたい姿を考えてから5年が経過したタイミングで、お客様には、5年前に描いたありたい姿に対する現状及び、更に5年後会社をどのようにしたいかを明確にするために再度「将軍の日」へ参加をしていただきました。
当事務所としては、引き続き幹部会議に参加し、数値及び行動に関するPDCAを回すためのサポートを継続して行い、当初の目的である後継者の育成をお手伝いして行きます。

 

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