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ひろしま会計グループ

マーケティングについて改めて考えてみましょう!

◆なぜ「マーケティング」が大事なのか?

「なかなか新規の取引先が増えない」「紹介に頼りきりで営業がうまくいかない」そう感じる中小企業の社長も多いはずです。そんな時は、自社のマーケティングについて改めて向き合ってみてはいかがでしょうか。

マーケティングとは、「お客さんにとってわかりやすく魅力を伝える」技術です。どんな業種でも、「何を」「誰に」「どう伝えるか」を整理することで、新しい取引が生まれやすくなり、既存の関係も深まりやすくなります。これは、大手企業だけのものではなく、むしろ小さな会社ほど、工夫次第では大きな差がつく分野です。

◆今日から使える!マーケティングの3つのコツ

① 「誰に売るか」を決める(ターゲットを絞る)

すべての会社・業種を相手にしていては、営業効率も情報発信も非効率になりがちです。「うちの商品・サービスを特に必要としてくれる企業像(ペルソナ)」を具体的に決めることで、営業トークや提案書、ホームページの内容も絞りやすくなり、成果につながります。「どの業種か」「どの地域か」「どんな課題を持つ企業か」、対個人向けであれば「40代女性で忙しく働く人向け」など、自社の商品を一番喜んでくれそうな人にしぼると、宣伝もラクになります。

② 「うちならではの強み」を伝える (差別化)

「うちの会社は他とどう違うのか?」この問いに即答できるかが大きなカギです。「〇〇業界に特化した10年の実績」「小ロット・短納期でも対応可能」「現場とのコミュニケーション力に自信」など、“選ばれる理由”を明文化し、見込み客にしっかり伝えることが信頼獲得につながります。自社の強みを「伝わる言葉」で整理することが、営業・紹介・Webにも活きてきます。

③ 「関係を深め、継続取引につなげる仕掛け」をつくる (リピートの獲得)

一度の取引で終わらせず、「継続して頼まれる関係」をつくることが大切です。そのために、定期的な「業界情報」や「お役立ち資料」の提供、フォローアップの電話やメールで関係を維持、年末年始や期末に「一言添えたご挨拶」など、ちょっとした仕掛けが有効です。こうした小さな積み重ねが、「次もお願いしたい」と思われる信頼を生みます。

マーケティングの手法は様々ありますが、「売るためのテクニック」という技術的な話の前に、まずは「相手が必要としていること、喜ぶことを考える」ことからスタートしなければいけません。

小さな会社だからこそできる、きめ細かい対応と気配り。それがマーケティングの一番の強みです。もし、冒頭のような事で悩んでいる経営者がいらっしゃれば、少しずつでも良いので、「伝え方」を見直してみると、新しい気づきがあるかもしれません。

(齋藤 勝)

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