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アウトプットの効果を会社運営に活かせるか?

アウトプット勉強法という言葉を聞いたことがあるでしょうか?様々な分野で活躍する脳科学者が監修している、学習効果を高めるためのノウハウをまとめた本のタイトルです。タイトルこそ「勉強法」ではありますが、ここでいう「勉強」とは、なにも学業で良い成績をとるための考え方だけでなく、広くビジネスにも活用できるノウハウにも及んでいます。

この考え方を、会社を大きくしたいと願う中小企業経営者が夢を実現するために役立てられないか?そんな思いから、今回はいくつかの考え方をご紹介したいと思います。

「書く」社長の夢や会社の将来を紙にまとめてみる

見たり聞いたりする情報は6~7割くらいしか残らず、書くという作業が伴うとそれ自体が脳に刺激となり、記憶が定着するという効果は良く知られています。それ以外にも「書く」事は頭を整理するという大きな効果もあります。目標はあってもそこまでの道筋が漠然として結局は何もしていない・・という方は、一度、頭の中を紙に書きだしてみてください。

「話す」社長の夢を従業員や関係者に話してみる

ただ話すだけでも考えをまとめる効果がありますが、感情をこめて話をすると、より脳が重要な情報だと判断し、自身の中での優先順位を高める効果があるだけでなく、同意を得られれば周りからの協力も期待できますし、「有言実行」 自ら退路を断って先に進むしかないという意思を固める効果もあるかもしれません。

「挑戦する」好奇心がパフォーマンスを高める

会社を今よりも成長させるためには、挑戦する場面が必ずでてきます。その時に必要な原動力は「ワクワク」という好奇心だと本書では言っています。失敗のリスクを恐れる気持ちは当然に誰でも抱く感情ですが、書いたり、話したりしていく中でゴールまでの道筋が明確になればなるほど、不安な感情は次第に減っていき、逆に達成した時の状況にワクワクした気持ちになっている自分に気が付くかもしれません。また、トライ&エラーを繰り返す事で脳は拡張する性質をもっており、失敗は成功のもとといいますが、これは脳科学的にも正しいそうです。失敗も目標を達成するためには必要な要素の1つといえます。

「イメージする」正しいイメージトレーニングが成功につながる

計画をまとめるときは、単に数字だけをまとめるのではなく、実行したときの状況を鮮明にイメージすることが成功への近道だといいます。ただ、脳には「自己保存」という、いったん自分が考えた内容を押し通したくなる癖があるようです。会社を成長へ導く計画書、新しい商品の企画書、「これでよし」と最終判断をする前に、もう一度「本当にこれでいいのか、これで達成できるのか?」厳しい目で中身を疑う習慣を持つことで、思わぬ盲点に気づくことができるかもしれません。自身だけでなく、弊社の担当者など、身近な第三者の目を通していただくと、より具体化できます。

(斎藤 勝)

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