江東区亀戸の税理士|ひろしま会計グループ

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自社の決算書を見る目的は

決算書を見るときそこには必ず目的があるはずです。

税務署の目的は何でしょうか、それは当然、その会社の課税所得が法令に従って正しく算定されているかどうか分析するためです。金融機関の目的は何でしょうか、それは少なくとも貸したお金が、その返済期間中、その会社が継続して返済し続けられるかどうかに主眼が置かれることは確かです。

社長さんが自社の決算書を見る目的は何でしょうか、実はほとんどの社長さんが出来上がってしまった決算書にはあまり関心を示さないようです。社長さんは前向きな人が多いのでしょう、済んでしまったことには興味が湧かない、解かるような気がします。

社長さんが自社の決算書を見る目的は、会社の将来を考えるヒントとするためであると言われています。“済んでしまったこと”出口を見る意識ではなく、“これから行うこと”入口を意識して決算書を見ていただきたいと思います。

決算書は会社の大小に関わらず社長さんの意思、管理活動の結果がそのまま反映されています。

会社の活動は“お金の活動”と“儲けの活動”に分けられます。

“お金の活動”は貸借対照表、“儲けの活動”は損益計算書によって見ることができます。

貸借対照表は資金の調達と運用状況を表しています。長い間に習慣化された会社の性格が出ていて、我々は“資金体質”と言っています。毎年利益が出てるのにいつもお金が足りない、資金体質を改善する必要があります。損益計算書は儲けの力を表しています。「損益計算書」はその事業年度の結果がシンプルに出ているので「貸借対照表」よりも理解しやすいと言われています。しかし、詳しく収益体質を見るためには「損益計算書」を専門的な方法によって分析する必要があります。結果、収益体質改善のヒントと目標が明確になります。

是非、経営意思決定の参考資料である決算書に興味を持っていただき、専門的に決算書をどう読み解くかは私ども会計事務所をご活用下さい。

(廣島 清量)

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