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太陽光発電ファンドへの投資を通じた決算対策・自社株対策

今号では太陽光発電ファンドへの投資を通じた節税方法をご紹介いたします。突発的な利益が出そうな場合や自社株株価をダイナミックに数年間下げたい場合に利用すると有効です。グリーン投資減税(太陽光発電設備への投資額が100%即時償却)が平成28331日までの時限立法で、かつ募集の締め切りが早いのでご利用される場合は早目の判断が必要です。

◎太陽光発電ファンドの基本的な仕組み・流れ

  1.投資家は証券会社を介在して、ファンド(匿名組合)を共同購入する。

  2.投資額が全額損金となる。

3.ファンド(匿名組合)が、太陽光パネルの設計・調達・建設をし、システムの保守・管理まで請け負い、発電する。

4.ファンド(匿名組合)が電力会社から売電収入を得る。

  5.ファンド(匿名組合)が管理料5%を差し引き後、投資持分に応じて投資家に売電収入の95%を分配(損益の取り込み)する。保有期間中は、売電収入を獲得。

  6.解約時は、匿名組合が中古市場に太陽光パネルを売却し、その利益を投資家に帰属させる(売却益の発生)。

 ◎メリット

  ・投資した初年度に全額損金算入可能。

  ・42円/kwh(税込)での電力買取契約が確定しており、事業からの利益の95%を投資家に還元する良心的な設計であり、20年間に渡り約8%の収益実現。

  ・太陽光発電のシステムの運営は匿名組合(ファンド)が行うため管理不要。

 ◎デメリット

  ・最低3年間は解約できないため資金が固定化。

  ・システムの経年劣化を年率0.6%と想定しているが、劣化が激しいこともあり得る。

  ・天変地異(主に日照時間)により売電収入が減少するリスクがある。

ご興味がございましたら、事業用地・太陽光パネル(20年間メーカー保証)やパワーコンディショナー(10年間メーカー保証)のメーカー・システムの保守・点検会社・事業計画シミュレーションについて詳しくご説明させて頂きますので、当事務所までご相談ください。 (久保 康高)

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