江東区亀戸の税理士|ひろしま会計グループ

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ひろしま会計グループ

短期的な現状把握の必要性

節税とは法律の規定に従いその範囲内で税金を節約する工夫をすることです。そもそも節税をするためには、会社の現状を把握しておく必要があります。そのためには、試算表で現時点での利益を見ればいいわけですが、そのサイクルが重要になってきます。

★短期スパンで試算表の数字をチェックすると・・・

現時点でどのくらいの利益が出ているかは、試算表の中の損益計算書を見ることで知ることができます。チェックするサイクルが短期間であるほど、タイムリーに会社の状況を把握でき、それに応じた対策をとることができるようになります。

★予想以上に利益が・・・

原則として会社は、決算後2ヶ月以内に税金を納める必要があります。「今期はこんなに利益が出てしまったが、何か節税はできないか?」となった時に決算月が終わってしまっていては、対策のたてようもありません。そうならない為にも、決算月の2ヶ月前には会社の現在の利益を把握すると同時に、今期の利益の予想ができている必要があります。

★長期になると・・・

仮に決算期が半分経過し、いざ試算表を作成しようと思っても、膨大な会計資料の中で、特に領収書等の細かい資料は、紛失してしまっているものもあるかもしれません。そうなると本来、経費に計上できたはずのものが計上できなくなり、税金を多く払うことに・・・という危険性も出てきます。

★利益が出ている時だけではありません・・・

利益がマイナスの場合であれば、何が原因で利益を圧迫しているのか?を分析し、対策をたて実行する事で、効率的な経営に修正する事が可能になります。

☆というわけで・・・

以上の理由から、日々の取引によって発生する会計資料は長期間溜め込まず、その都度試算表に反映させていくことがとても大切だといえます。これを習慣とすることで、よりムダのない効率的な経営を行うことに意識が自然と向いていくようになるのではないかと思われます。

試算表へ数字を反映させることが、会社を繁栄へと導いてくれるきっかけになるかもしれません。

(斎藤 勝)

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